人と島と、私たちと。
島で生きる人たちの声から、
この島の魅力、
そして、この島のこれからを
あらためて見つめました。

實⽯さん(⼭⻑商店)
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観光で訪れた人が「地のものが食べられてありがたい」と言ってくれること。普段通ってくれる島の人が、「こういう食べ方もあるんだね」と笑ってくれること。なるべく新鮮な魚を、できるだけ丁寧に届ける。その先にある「おいしい」のひと言が、いちばんのごほうびだと話してくれました。この島で商いを続ける理由は、きっとそこにあります。

⻫⽊さん(塩製造業)

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コロナ禍をきっかけに、「なんとかしないと」という思いから始まった塩づくり。最初は手探りでしたが、島の人たちが興味を持ち、声をかけ、応援してくれたといいます。「すごく応援してくれているのが伝わってきた」と斉木さん。その後押しがあったからこそ、続けようと思えた。この島で挑戦することには、応援してくれる人がいる――その実感が、次の一歩を生み出しています。

⾼⽥さん(⾼⽥製油所)
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かつて島には多くの油屋があり、人々は椿の実を持ち寄って油にしていました。その仕組みはいまも残り、歩けば声をかけられる距離の中で商いが続いています。「油屋」として地域に根ざすことは、単なる製造業ではなく、島の暮らしの一部であるということ。受け継がれてきた椿と人の営みを、文化として守り続けたい――そう語ってくれました。

⼭下さん(めゆ⼯房)

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江戸時代から続く八丈の技。守るべき三色は変えない。でも、ただ昔のままでは続かない。気候も変わり、色も毎年違う。だからこそ、その年に生まれた色を活かしながら、今の人が「着たい」と思えるかたちを探し続ける。文化を閉じるのではなく、未来へつなぐために。守りながら、少しずつ変えていく。それが、いま自分にできる役割だと思っています。

沖⼭さん(サントモ)
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家がなくなっても、帰る場所はある。そんな存在でありたいと語ります。ご主人を亡くしたあと、多くの人に支えられながら宿を守ってきました。観光で訪れる人も、島を離れた人も、ここに来ればほっとできる。「疲れたら、また来ればいい」何もしない時間を過ごし、自然や人のぬくもりに触れて帰っていく。人と人とのつながりを受け継ぎながら、この宿は、みんなの“帰る場所”であり続けようとしています。

浅沼さん(浅沼組)

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台風や津波など、自然と向き合う島だからこそ、防災施設や港、道路の整備は欠かせない。堤防があることで漁業が守られ、インフラが整うことで観光も支えられる。建設業は目立つ存在ではないが、島の産業や暮らしを足元から支える仕事だと浅沼さんは語ります。少子高齢化や人手不足への不安を抱えながらも、変えられるものは変え、技術も取り入れながら、島を守り続けたいと考えている浅沼さんでした。










