地域貢献への取り組み
七島信用組合は島嶼の金融機関として、伊豆諸島および小笠原諸島への金融サービスを通じた地域経済の活性化や、都内営業エリア在住の島嶼出身者への金融サービスの提供を目指して地域貢献に取り組んでおります。
取引先への支援状況等
年金受給者へのサービス
当組合の口座で年金をお受取りいただいているお客様に対して、毎年のお誕生日に心を込めたプレゼントをお届けしております。
また、上記の年金受給者の皆様には、基準金利に0.1%を上乗せした「ゴールド定期預金」(限度額500万円)をお取扱いしております。
しちしん「ゴールド定期預金」
年金受給者の方々に「いつまでも元気に輝いてもらいたい」という思いを込めております。
七島信用組合で年金をお受取りの方、年金受取りをご予約の方専用の定期預金です。
しんくみはばたき奨学金について
当組合は地域の皆さまに支えられ、2017年に設立60周年を迎えることができました。感謝の気持ちを込めて返還不要の奨学金制度を設立し、毎年対象となる方にご利用いただいております。
島しょ地域では、大学・短期大学・専修学校等に進学する際には、引越の手配や住居の契約などに係る費用が数十万円になることが多く、家計の負担となっています。そこで、ひとり親家庭のご子女を対象に、新生活の支度金として奨学金を給付し、進学にかかる費用の一助となることを目的としております。
詳細は各店営業窓口にお問い合わせください。
融資を通じた地域貢献
2021年度から地域応援シリーズとして、島しょ地区にお住まいのお客さまに向け、「地域応援住宅ローン」「地域応援マイカーローン」「地域応援教育ローン」の取り扱いを開始しました。
住宅ローン、マイカーローンについては、地元事業者を利用するお客さま、教育ローンについては、島しょ部から進学するお子さまと卒業後、地元にUターン就職する方を応援します。
地域応援シリーズを通じ、引き続き地域活性化に取り組んでいきます。
職員募集
私たち七島信用組合は、伊豆七島・小笠原諸島にある小さな金融機関です。
豊かな自然、温かい人々のいる島々で、ワークライフバランスのある働き方・暮らし方を考えてみませんか。
”かがやく島を、私たちで”
Uターン、Iターン、大歓迎です。
無通帳型普通預金(しちしんecoパス)
通帳を持たない預金口座です。
お取引はキャッシュカードでATMにて入出金、ご自宅や外出先からインターネットバンキングやスマホアプリしんくみwithCRECOで残高の確認ができます。
通帳繰越しや通帳管理の必要がなく、紛失の心配もありません。
※事業性口座としてのご利用はできません。
「地域密着型金融」の進捗状況について(2023年度)
項 目 | 対 応 | 取組実績・評価・課題等 |
多重債務者の問題 解決への役割発揮 |
多重債務者問題については、得意先係、融資係を中心に情報を集め、 取組にあたっては、債務者本人、家族、親族、保証人等と十分協議し、 再発防止とリスク管理態勢を強化した上での取り纏め融資としております。 多重債務問題解決は、早期相談、早期手当、家族挙げての協力が不可欠のため、 手遅れにならない中の相談をお願いします。 |
2021年度 実行先数 2先 実行金額 4百万円 2022年度 実行先数 3先 実行金額 15百万円 2023年度 実行先数 3先 実行金額 4百万円 |
経営改善支援及び 支援先の経営強化 |
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経営改善取組先:11先 ランクアップ先数:0先 |
金融相談会 | 2010年度から、営業店ごとに集合型及び個別型の金融相談会を実施しております。 すぐに融資に繋がる案件は少ない状況ですが、将来の融資、取引の拡大に繋がる 貴重な情報が多く集まっており、「当組合の貴重な財産」であると位置付けております。 |
開催回数 6回 |
不動産担保・個人保証に 過度に依存しない融資の取組 |
「動産・債権譲渡担保融資」、「財務制限条項活用融資」、「売掛債権担保融資」、 「動産担保融資」については、島嶼管内での対象業者が少なく取組実績がありません。 事業内容・業況・財務内容・事業計画等を勘案した当組合独自の判断で、不動産担保 に依存しない融資に取組んでおります。特に土木・建設業者等に関しては、 公共工事等を引当とし、不動産担保に依存しない短期運転資金に応需しております。 |
2023年度土木・建設業者短期運転資金への取組 116件 4,787百万円 |
経営者保証に依存しない 融資の取組み |
お客さまと保証契約を締結する場合、 保証契約が必要となる理由及び保証契約の変更・解除の見込について、 お客さまに個別具体的な説明を実施いたします。 お客さまから既存の保証契約の見直しのお申し入れがあった場合、 もしくは、保証人のお客さまが本ガイドラインに即した保証債務の整理を申し立てられた場合には、 本ガイドラインに基づき、誠実に対応するよう努めてまいります。 |
2024年3月31日現在、 経営者保証に関するガイドラインに関する 申し立てはございません。 |
ビジネスマッチング | 「しんくみ食のビジネスマッチング展2022」や「組合まつり2023」などの ビジネスマッチングイベントへの参加、クラウドファンディング「MOTTAINAIみらい」の取り組み、 地域金融機関イチオシの逸品のカタログ販売「バンカーズチョイス」の活用など、 積極的に取引先の本業支援に取り組んでおります。 |
イベント参加支援 3先 クラウドファンディング支援 1先 カタログ販売 5先 |
人材育成 | 経営改善支援に向けた職員の知識、技能の向上を図るため、 各種研修をはじめトレーニー制度やeラーニングを利用した 自己啓発に励んでおります。 |
2023年度は営業店から本部へのトレーニーを11名実施いたしました。 また、各種外部研修への派遣や各職員が自主的にeラーニングを受講することにより 人材の育成に努めております。 |