地域貢献への取り組み

七島信用組合は島嶼の金融機関として、伊豆諸島および小笠原諸島への金融サービスを通じた地域経済の活性化や、都内営業エリア在住の島嶼出身者への金融サービスの提供を目指して地域貢献に取り組んでおります。

取引先への支援状況等

年金受給者へのサービス

当組合の口座で年金をお受取りいただいているお客様に対して、毎年のお誕生日に心を込めたプレゼントをお届けしております。2023年度は「極(きわみ)バスタオル」をお届けいたします。

また、上記の年金受給者の皆様には、基準金利に0.1%を上乗せした「ゴールド定期預金」(限度額500万円)をお取扱いしております。

しちしん「ゴールド定期預金」

年金受給者の方々に「いつまでも元気に輝いてもらいたい」という思いを込めております。

七島信用組合で年金をお受取りの方、年金受取りをご予約の方専用の定期預金です。

しんくみはばたき奨学金について

当組合は地域の皆さまに支えられ、2017年に設立60周年を迎えることができました。感謝の気持ちを込めて返還不要の奨学金制度を設立し、毎年対象となる方にご利用いただいております。

島しょ地域では、大学・短期大学・専修学校等に進学する際には、引越の手配や住居の契約などに係る費用が数十万円になることが多く、家計の負担となっています。そこで、ひとり親家庭のご子女を対象に、新生活の支度金として奨学金を給付し、進学にかかる費用の一助となることを目的としております。

詳細は各店営業窓口にお問い合わせください。なお、2022年度入学者の募集は終了しております。

融資を通じた地域貢献

2021年度から地域応援シリーズとして、島しょ地区にお住まいのお客さまに向け、「地域応援住宅ローン」「地域応援マイカーローン」「地域応援教育ローン」の取り扱いを開始しました。

住宅ローン、マイカーローンについては、地元事業者を利用するお客さま、教育ローンについては、島しょ部から進学するお子さまと卒業後、地元にUターン就職する方を応援します。

地域応援シリーズを通じ、引き続き地域活性化に取り組んでいきます。

職員募集

私たち七島信用組合は、伊豆七島・小笠原諸島にある小さな金融機関です。豊かな自然、温かい人々のいる島々で、ワークライフバランスのある働き方・暮らし方を考えてみませんか。

”かがやく島を、私たちで”

Uターン、Iターン、大歓迎です。

採用情報ページ 

無通帳型普通預金(しちしんecoパス)

通帳を持たない預金口座です。
お取引はキャッシュカードでATMにて入出金、ご自宅や外出先からインターネットバンキングやスマホアプリしんくみwithCRECOで残高の確認ができます。
通帳繰越しや通帳管理の必要がなく、紛失の心配もありません。
※事業性口座としてのご利用はできません。

「地域密着型金融」の進捗状況について(2022年度)

項 目 対 応 取組実績・評価・課題等
多重債務者の問題
解決への役割発揮
多重債務者問題については、得意先係、融資係を中心に情報を集め、
取組にあたっては、債務者本人、家族、親族、保証人等と十分協議し、
再発防止とリスク管理態勢を強化した上での取り纏め融資としております。
多重債務問題解決は、早期相談、早期手当、家族挙げての協力が不可欠のため、
手遅れにならない中の相談をお願いします。
2020年度
実行先数 1先
実行金額 2百万円
2021年度
実行先数 2先
実行金額 4百万円
2022年度
実行先数 3先
実行金額 15百万円
経営改善支援及び
支援先の経営強化
  • お取引先と目線を合わせ経営改善支援と健全債権化に向け本部所管部・
    営業店と連携してランクアップに努めております。
    また、外部専門家と連携し、経営課題解決や経営改善支援にも取組んでおります。
  • 訪問・面談を重ね、お客様と経営上の課題に関して認識を共有し、
    更なる経営改善の進捗を深める取組みとして、
    経営改善取組先11先のうち7先へ外部専門家を招聘いたしました。
    現在も外部専門家と当組合職員が訪問する形で経営改善への支援を
    継続して行なっております。
経営改善取組先:11先
ランクアップ先数:0先
金融相談会 2010年度から、営業店ごとに集合型及び個別型の金融相談会を実施しております。
すぐに融資に繋がる案件は少ない状況ですが、将来の融資、取引の拡大に繋がる
貴重な情報が多く集まっており、「当組合の貴重な財産」であると位置付けております。
開催回数 13回
不動産担保・個人保証に
過度に依存しない融資の取組
「動産・債権譲渡担保融資」、「財務制限条項活用融資」、「売掛債権担保融資」、
「動産担保融資」については、島嶼管内での対象業者が少なく取組実績がありません。
事業内容・業況・財務内容・事業計画等を勘案した当組合独自の判断で、不動産担保
に依存しない融資に取組んでおります。特に土木・建設業者等に関しては、
公共工事等を引当とし、不動産担保に依存しない短期運転資金に応需しております。
2021年度土木・建設業者短期運転資金への取組
118件 5,063百万円
経営者保証に依存しない
融資の取組み
当組合は、経営者保証の課題に適切に対応するため、経営者保証に関するガイドライン研究会
(事務局:全国銀行協会及び日本商工会議所)が公表(平成25年12月5日)した
「経営者保証に関するガイドライン」(以下、「GL」という。)を自発的に尊重し、
遵守するための態勢整備を通じて、その弊害の解消に努めることとしております。
今後は、中小企業等と保証契約を締結する場合、また、当該保証人がGLに則した
保証債務の整理を申し立てられた場合は、GLに基づき、誠実に対応し、取引先との継続的かつ
良好な信頼関係の構築・強化に努めてまいります。
2023年3月31日現在、
経営者保証に関するガイドラインに関する
申し立てはございません。
ビジネスマッチング 「しんくみ食のビジネスマッチング展2022」や「組合まつり2023」などの
ビジネスマッチングイベントへの参加、クラウドファンディング「MOTTAINAIみらい」の取り組み、
地域金融機関イチオシの逸品のカタログ販売「バンカーズチョイス」の活用など、
積極的に取引先の本業支援に取り組んでおります。
イベント参加支援 3先
クラウドファンディング支援 1先
カタログ販売 5先
人材育成 目利き能力の向上及び経営改善支援に向けた人材育成のための研修を行っております。
職員が現在所属する部店以外の部店へ出向き、各部店の業務を実際に経験し、
知識や技能の向上を図るトレーニー制度や各自がeラーニングを利用した自己啓発に励みました。
役職員は、上部団体や行政主催の外
部研修にリアル参加やWebでの受講、
本部に集合しての内部研修、営業店におけるOJT、
eラーニング等の通信教育受講等により、
知識・技能の研鑽に努めております。